
戸塚駅前トリコ歯科では、歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)の専門的な治療を行っています
歯周病の原因となる歯石は、歯ぐきの中に隠れ、複雑な形態をした歯の根に強く付着しています。その歯石を取り除くには、歯根の形態を正確に理解し、器具を繊細に操作する高度な技術が欠かせません。
当院では、豊富な知識と経験を積んだ担当歯科衛生士が、一人ひとりのお口の状態に合わせて丁寧に処置を行います。必要以上に歯や歯ぐきを傷つけることなく、原因となる歯石やバイオフィルムを的確に除去し、炎症の改善と再発予防に繋げています。
当院の歯周病治療における特徴

見えない場所だからこそ、技術の差が生まれます

歯周病治療はどこで受けても同じではありません。
歯の根は一本一本形が異なり、細やかな溝や凹凸が複雑に入り組んでいます。その見えない部分に付着した歯石を確実に取り除くためには、歯の解剖学への深い理解と、長年鍛え続けた技術が必要です。
当院が目指しているのは、ただ歯石を取ることではありません。歯や歯ぐきをできる限り傷つけず、本来の組織を守りながら、再発しにくい口腔環境へ導くこと、それが私たちの考える『歯周病治療』です。
あなたの人生に伴奏して健康を一緒に考えます

私たちは歯を診る前に、その人の暮らしを見つめます。
歯周病は、治療を受けただけでは再発を防ぐことはできません。本当に大切なのは、毎日の生活の中で、お口を健康に保つ習慣を育てていくことです。
その方の生活背景やご家庭での環境、お仕事やライフスタイルにも目を向けて、忙しい毎日の中で「無理なく続けられること」を一緒に考え一人ひとりに合わせたセルフケアをご提案します。私たちが目指しているのは歯磨きの仕方をお伝えすることではありません。『なぜ歯を磨くのか?』『なぜ歯周病を治すことが大切なのか』を理解していただき、ご自身で健康を守れる力を育んでいくことです。ここをゴールとして設定しています。
担当歯科衛生士が継続して寄り添いながらその時々に必要なサポートをご提供します。
歯周病とはどのような病気か

歯周病とは、歯と歯ぐきの境目に蓄積したプラーク(歯垢)の中の歯周病菌が出す毒素によって、歯を支えている歯ぐきや骨(歯槽骨)が破壊されていく病気です。初期段階では痛みや自覚症状がほとんどなく、気づかないまま進行してしまうことが多いのが特徴です。
日本では成人の約8割が歯周病またはその予備軍といわれており、歯を失う原因の第1位でもあります。早期に発見して適切な治療を行うことで、歯を長く守ることが可能です。
歯周病のセルフチェック

以下のような症状がある方は、歯周病が進行している可能性があります。早めにご来院ください。
歯ぐきが赤く腫れている、歯磨きのときに血が出る、口臭が気になる、歯ぐきが下がって歯が長く見える、歯がぐらついてきた、冷たいものがしみる、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなった。
歯周病の進行段階
| 段階 | 状態 | 主な症状 |
|---|---|---|
| 歯肉炎 | 歯ぐきのみが炎症 | 歯ぐきの赤み・腫れ・出血 |
| 軽度歯周炎 | 歯周ポケット3〜4mm | 歯石の蓄積・軽度の骨吸収 |
| 中等度歯周炎 | 歯周ポケット4〜6mm | 骨の吸収・歯のぐらつき |
| 重度歯周炎 | 歯周ポケット6mm以上 | 強いぐらつき・膿・歯の喪失リスク |
歯周病治療の流れ

検査・診断
ペリオドンタルプローブを使って歯周ポケットの深さ(P検査)を測定し、デジタルレントゲンで骨の状態を確認します。口腔内写真も撮影し、現在の状態と経過を記録・比較します。
治療計画のご説明
歯周病がどのような状態にあるかを写真やレントゲン画像を使ってわかりやすくご説明し、治療の流れと見通しをお伝えします。
プラーク・歯石の除去(スケーリング・ルートプレーニング)
専用の器具(スケーラー)を使い、歯ぐきの上下に蓄積したプラークや歯石を除去します。深い歯周ポケット内の汚れには、ルートプレーニング(歯根面の清掃)を行います。レーザーを併用することで、深部の殺菌効果も高められます。
歯磨き指導・生活習慣のアドバイス
患者さまのブラッシング方法を確認し、改善点をお伝えします。歯周病の悪化に関わる生活習慣(食事・喫煙・ストレスなど)についてもアドバイスを行います。また当院では、患者さまのお口の状態に合ったセルフケア用品をオーダーメイドでご提案しています。
重度歯周病への対応
歯周病が進行し、通常のスケーリングだけでは改善が難しいと判断した場合には、歯周外科治療を検討します。歯ぐきを切開して歯根面の汚れを直接除去することで、より確実な改善を目指します。
また骨の欠損がある場合には、歯周組織の再生を促す治療も行っています。GTR法やエムドゲインといった再生療法に対応しており、可能な限り歯を残すための選択肢をご提案します。重度の症例については、連携医療機関とも協力しながら対応しますのでご相談ください。
よくある質問
歯周病は完治しますか?
歯周病は「完治」よりも「進行を止めて安定させること」が治療の目標です。適切な治療と日常のセルフケア、定期的なメインテナンスを続けることで、歯周病の進行を抑えて歯を長く維持することができます。
歯石はどのくらいの頻度で取る必要がありますか?
個人差がありますが、3〜6か月に一度の定期的なクリーニングをお勧めしています。歯石がつきやすい方や歯周病のリスクが高い方には、より短い間隔でのメインテナンスをご提案することもあります。
歯周病治療は保険でできますか?
基本的な歯周病治療(検査・歯石除去・指導)は保険診療の範囲内で対応しています。一方、自費のPMTCや再生療法(エムドゲインなど)は保険適用外となります。どちらが適切かは状態によって異なりますので、カウンセリングでご説明します。
歯周病と糖尿病の関係はどのようなものですか?
歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼし合う関係にあることが知られています。糖尿病の方は免疫力が低下しやすく歯周病が悪化しやすい一方、歯周病の炎症が血糖コントロールを乱す要因にもなると報告されています。全身疾患をお持ちの方は事前にお知らせください。
妊娠中でも歯周病治療は受けられますか?
はい、安定期に入ってからであれば治療や検診を受けていただけます。重度の歯周病は早産や低体重児出産のリスクと関連があるとされており、妊娠中のお口のケアは特に重要です。母体の状態に配慮しながら、安全に治療を進めます。